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新書ってつい買ってしまいますね [本]

やでやで

昨日一昨日は雨のため調査はやらないだろうと思ってたら

調査がゴー!!! となって混乱してしまってちょっとお疲れです


で今日は夜から飲み会なので、日中はブログですね

曇り空を眺めながら


そうそう「ウコンの力」って効くんですね。火曜日、おとな(だいぶ)の女性何人かと

飲みに行く機会があって、夜延長戦があっても大丈夫なように飲んでいったんですが

翌日結構すっきり目覚めました家で。あ、期待した延長戦はありませんでした。




リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)

リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)

  • 作者: 木村 秋則
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/05/09
  • メディア: 新書


リンゴを無農薬・無肥料で育てた話です
とりのさとZ さんの 有機農家と話しませんか「人と自然」の話題で紹介された本の新書版です

絶対無理といわれたリンゴの無農薬・無肥料での栽培を10年という歳月をかけ

失敗に失敗を重ね貧乏に貧乏を重ねながらも実現してしまった人です

その時のことをよく表す当時小学6年生だった著者の娘の言葉があります
「お父さんの仕事はリンゴづくりです。でも私はお父さんの作ったリンゴを一つも食べたことがありません」

成功するきっかけになったのも、死のうと思って山の奥に入って、

頭が空になった状態で自然の生態を見ることによってでした

そこには見事なドングリの気があり、虫の被害も無く、見事な枝を張り、葉を茂らしてました

雑草が生い茂る土はふかふかやわらかく湿気っており、害虫は見当たらない。

自然の中でバランスが取れてるんですね。


現在のリンゴ栽培で、草を狩り、農薬などを使う状況は、自然をゆがめてるんでしょうね

そのため、特定の虫が多く発生してより農薬などに頼ってしまう。

現在の品種は農薬を使うのが前提で改良されているようですが


そうそう草を刈った畑より草ぼうぼうのはたけは夏には10度くらい温度が低いようです


著者はお米の自然栽培も行います

育て方の試し方が独特で、ガラスコップで試します、これだと一年に6回試せるそうです

考えたが独自で発想豊かな人ですね


著者は言います

すべては自然を観察することから始まると、今それは一番忘れられているのではないでしょうか


また自然栽培で生活できるかとの話に

1万円の売り上げに、肥料農薬などの7千円もつかっている

自然栽培は5千円の売り上げで経費を千円に抑えられると答えます


ただ問題は、時間と手間がかかることのようですね

田んぼだと3年かかるようです

結構長くなってしまいましたね



3年後に生き残るクルマ (宝島社新書)

3年後に生き残るクルマ (宝島社新書)

  • 作者: 舘内 端
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: 新書


大学の頃から月間NAVIというクルマ雑誌を読んでいましたこの雑誌はクルマ雑誌と言うより、クルマに関わる文化の総合雑誌ちうもので、結構考え方とかにも影響を受けました。

その雑誌の主要メンバーの評論家で私のもっとも好きな人で、最近は自動車にまつわる環境問題の話をよく書いてます。

しかしこの本の中で書かれた事より、どんどんクルマの変化は進んで行ってるようですが

現在のハイブリット車、電気自動車への流れが理解できます

アメリカのビック3破綻に関しても、金融危機だけが原因でなく、根はもっと深い。

その原因は原油価格の高騰であり地球温暖化に伴うマーケットの変化だろうと
 
大きくて燃費の悪く、CO2の排出量の多いビック3が危機になるのは当然だと

環境・エネルギー対応に欠けた企業はみな同じ運命だろうと


ビック3にとって、大きくて燃費の悪いSUVはとても儲かるクルマだったようです。

開発コストもかからず、昔からの設備で生産できて高く売れる。

アメリカ政府は、ビック3のためにSUVを燃費の規制からはずし、税制的にも優遇して

ビック3をつぶさないようにしていたようでした。

しかし環境・エネルギー問題を無視した自動車の生産や行政の施策は無理があるようです


エコドライブに関しても2005年から自費で講演会などを行っていたようで

その頃は閑古鳥が鳴いていたそうです。今はどこも満員だそうですが

ハイブリットについてはやはりトヨタに一日の長があるようで、

これまでに170万台以上のハイブリット車を生産しています。

これはハイブリットに係わる部品のコストダウンを成功させるに十分な台数だそうです。

(最初の頃はト○タがずいぶんバッテリーなどを無料交換したとの噂がありました、

そんな試行錯誤による品質の向上もそうとうあるのでしょうね。しかしこんどのプリウス

の価格はやりすぎだと思うのですが)


電気自動車については

1996年のトヨタとパナソニックが電池のを作る会社を会社をつくって13年

電気自動車にも使えるモーター、インバーターについても多くのノウハウを持ったト○タが有利なようですが

CO2に関しても発電時からのことを入れても電気自動車のほうがだいぶ低いようです

ただ電気自動車は電池によって大きく性能がきまります。よって信頼性が高くてコストが安い電池

を作った所が有利になるのでどうなるはわからないようですが

現在売られてる電気自動車も問題は価格(主にバッテリー)と航続距離となってますしね

しかし燃料代は安いようですね。深夜電力を使えば850km走って電気代は500円

(これは税金の問題もあるようで、多くが電気自動車となったら税制の改革があるので、

そうはならないだろうと言う意見もあるようです。そうでないと政府が大好きな

道路を作るってことが出来ませんしね)

著者はチームで電気自動車を作ってレースに参加したり。

市民団体で電気自動車で東京~洞爺湖まで走ってCO2の排出の少なさと経済性をアピールする

など積極的な活動をしているようです

また長くなりました


しかし電気自動車になると、自動車の構成部品が大きく変わり、燃料の供給形態も変わるとなると、

日本の産業にも多くの影響を与えるでしょうね。特に私の住んでるあたりは影響が大きい

電気自動車は発展して欲しいのと、まだ待って欲しいのと両方の複雑な気分ですね

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畑の帽子

木村さんのリンゴ園のお話は以前N〇Kの「仕事の流儀」で見てとても感銘を受けました。新書で出ているのですね。
自分の畑で実践する勇気がないのが残念なのですけど…。
ひとつの変化から生まれる多くの変化、良くも悪くも影響が大きいものですね。     どちらの新書も読んでみたくなりました。
by 畑の帽子 (2009-07-18 16:38) 

ChatBleu

無農薬で作られるの大変でしょうね。
by ChatBleu (2009-07-18 17:56) 

mitu

数年後には電気自動車が主流になるんですかね。

by mitu (2009-07-18 19:03) 

yakko

こんばんは。
農業は大変ですよね〜 
無農薬・無肥料ですか〜 ご苦労が偲ばれます・・・
自動車も変わっていくんですね。どんな時代がくるのでしょうか。
by yakko (2009-07-18 22:11) 

たいせい

 一時興味を持って農業や米作りの本を読んでいたことがありますが、一番印象に残った言葉は「製造業なら何度も作って改良することが出来るが、米は一年に一回しか作ることが出来ず(自分の責任で作れるのは)一生で20回しか作ることが出来ない」とのものでした。
 大浜で胡蝶蘭の生産農家をしている妹の旦那にこの話をしたら、胡蝶蘭は組織培養から2年掛かり何かの工夫を加えたとしても結果がわかるのは2年後で、その考え方で言うならば10回しか作るチャンスがないことになると言っていました。
 果樹などは更に足が長く、大変な仕事なのでしょうね。
by たいせい (2009-07-18 22:29) 

yanasan

この先10年後には車の主流は電気自動車なんでしょうね
by yanasan (2009-07-18 22:50) 

kimagure

ウコンは飲む前に飲むのが一般的だと思うんですが、なぜか広告は「(酒を)飲んだら(ウコンを)飲んどこ」みたいなことが書かれています。医学的にはどっちが効き目があるんですかねぇ。。ちなみに私は、酒を飲んだ後にウコンを飲むと気分が少し楽になったような気がする、、、みたいなタイプです(;^ω^)(笑)
by kimagure (2009-07-19 00:33) 

がま親分

走りを楽しむクルマとして生き残るクルマは高価になり、一般車はハイブリッドまたは電気自動車などのクソ面白くもないクルマが主流になるでしょうね。いま現在のでかいドンガラのミニバンユーザはクルマ好きというより、移動できる空間好きな人々ですが、こういう人たちの行き場所はどうなるでしょうね。
by がま親分 (2009-07-19 01:23) 

mimimomo

おはようございます^^
お仕事お疲れ様でした~
延長戦がなくて残念でしたが、体のためにはそちらの方が
良かったかも~^^
リンゴの話の本、他の方も推奨なさっていたような・・・
市販のリンゴがみんな安全なものになって欲しいですね~
日本の消費者が異常なのか・・・ちょっと今はやりすぎの感があります。
電気自動車が手ごろ価格になってしっかり長距離ドライブに耐えられれば最高です!
by mimimomo (2009-07-19 05:26) 

とりのさとZ

木村秋則さんの本からも学ぶ事、多いです。窒素分確保に「大豆の種30キロ」には、うなってしまいました。

 こういうタイプの人は、どこかの分野でいい仕事をするものですね。「一生に数十回しか作れない」。そう思い込んでいませんか。木村さんがそう言ったとしても、そうではありません。
 同時進行で何種類もの栽培法をやれば、その数を超えます。気候とか土壌条件とかの制限はあるとしてもね。
by とりのさとZ (2009-07-19 05:36) 

せつこ

地球は人間によって蝕まれています。
エコを考えるなら、世界一のエコ技術が海外へ流れないように、もっと研究費を国は出してあげるべきです。
波で電気を起こす技術も、技術者ごと韓国へ持って行かれました、こんな政府内輪もめしている場合じゃないのに・・・。
by せつこ (2009-07-19 08:15) 

nyanco

全てが電気自動車になったら、ガソリンスタンドは
どうなるのでしょうね。
by nyanco (2009-07-19 14:04) 

manamana

電気自動車になると、部品メーカーから買ってきた部品を組み合わせると、
独自の自動車メーカーを作れるようになるので、
産業構造が変わるかもしれないという話を聞いたことがあります。
パソコンみたいに、中身はほとんど同じようなものでも、
デザインとかソフトとかで差別化すれば、
起業できるかもしれません。
by manamana (2009-07-19 14:20) 

こうちゃん

プリウス、納期が来年の5月らしいですね。
by こうちゃん (2009-07-19 15:34) 

marco

こんにちは~♪
前者):子供のころは、土に触れて泥んこになったり、百姓の手伝いなどして自然に触れる機会がありましたが、大人になってそういうのが全くありません。われながら本能が鈍化(笑)して感じがします。

後者):GMとアメリカは、10年前に電気自動車を作ったらしいですが、結局石油どか食いの体制がつずくと踏んで、電気自動車を潰してしまった。一方トヨタは地球温暖化を見越してたかは不明だが、ハイブリッドを作った。先見の明があったということでしょう。明暗を分けたということですね。
ただ、HVやEVにしても、MTが無いのは残念。。。(==)トオイメ

by marco (2009-07-19 18:04) 

qoo2qoo

こんにちわ☆
忙しいところ、いつもありがとうございますo(´▽`*)/
by qoo2qoo (2009-07-19 18:28) 

夢空

電気自動車、燃料電池車、お手頃価格になれば買い替えたいですね~。
お手頃って(^_^;)いくらなんだろ?
by 夢空 (2009-07-20 15:20) 

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